■2005年1月の「絵てがみコラム」
  パッケージの仕事の為に、いろんな今時の大福を食べた。
ずんだ(枝豆)餡の入った大福や柚子餡も上品な味でなかなか美味しい。
よくつぶ餡派かこし餡派か好みが別れるけれど、私はこし餡派だ。
豆をゆでて中味だけをこし出して皮を除いたこし餡の方が、つぶ餡よりひと手間多くありがたい感じがするし、舌の上でとける様ななめらかな感触が好きなのだ。
ところで、大福ってどうして大福って言うんでしょう?

 

 

 

午前中にイラストを入稿して、その帰りに温泉に……なんて事をしては、しばしば楽しんでいる。
都会の真ん中、東京ドームの横に温泉が出た。一般的な健康ランドとは一線を画して、ちょっと洒落たスパリゾート風。うちからバスで10分の地の利も気に入って、すっかりリピーター。
平日の昼下がり、都会の空を見上げながらジェットコースターの歓声をBGMに露天風呂でうとうと……。
極楽極楽! ささやかな贅沢なり。

 

 

フラワーショップの花たちに季節感がなくなったとよく言われるけれど、クリスマスが終わった頃から早咲きのチューリップが出回るまでのわずかな期間、水仙が店先に香る。
私は〈花の下〉が長い花が特に好きだ。蓮やアマリリス、グリーンのアンスリウムやカラーなど。けれど水仙は地味で結構存在を忘れている。だから店先でほのかに匂って
「おーい! 春先の花と言えば 水仙だよ〜!」
と、アピールしているのかもしれない。

 

 

お節料理も2日目の夜には少々うんざり気分。
久々に集まった家族で鍋をつつく。流行りの豆乳鍋は、なんとなく色白で肌にもお腹にも優しい雰囲気を持っている。
「ヘルシーだから、ちょっとぐらい食べ過ぎても平気よねー」
と自分に言い聞かせて、かなり食べ過ぎ……。
ダイエットの誓い2日目に早くも挫折、ちょっと早すぎー!!

 

 
あけましておめでとうございます。

ついにホームページを開設いたしました。
毎年今年こそと言いながら忙しさにかまけて後回しにして来ましたが、私、村西恵津の絵や仕事を紹介するホームページです。
又このコラムのページでは、季節のお便りとして絵てがみ風に暮らしの中で気付いた事を、ちょっと描いていきたいと思います。
気長におつき合い下さい。

 

 
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